レース鳩とドバトは同じでしょうか?。
★鳩飼いから見ると・・・
「ぜんぜん違います」
★鳩飼い以外から見ると・・・
「見た目同じでしょ」
★【違う】と言える理由・・・
まず、両者の【目】を比較すると・・直ぐに分かります。
野生のドバトとレース鳩は、【目の大きさと輝き】が全く違います。
(【筋肉の厚み】、【足の強さ】、【羽のつよさ】、【能力】も違う。)
その位置づけは、馬に例えるなら、【サラブレッド】、犬ならば【血統書付きの犬】です。
また、レース鳩は、必ず足に【脚環】をはめています。これも【ドバト】との違いですね。【脚環】には番号がそれぞれついていて、各レース鳩に添付される血統書に、その【脚環】の番号が記入してあります。【血統書】を見ると、親子関係や、古い血筋まで分かるようになっているそうです。
レース鳩は、生後5日から7日目この脚環をはめてから・・・死ぬまではずさないのです。
★【同じでしょ】と言える理由・・・
ドバトも、レース鳩も・・祖先は同じです(鳩を参照。従って・・【同種の鳩】=【同じ】といえます。
また、ドバトでも・・意外と【やってしまう】鳩もいます。(↓意外と凄いHat-pop鳩舎の居候ドバちゃん)
要するに、ドバトの中にも・・レース鳩同様の餌を与え、訓練をつければ・・レース鳩も面食らう程の底力を示す輩がいるのです。(レース参加は難しいと思いますが・・多分)
「ふむぅ・・」あらゆる面から検証して、完全に【レース鳩】と【ドバト】は異なる!!と・・言えない事は確かですね。
★結論をキッパリ述べるのは・・難しいテーマなので・・よもやま話にて・・うるるなりに・・一考。
・レース鳩とドバトが【全く別物】と言ってのけるのは難しい。
(オリンピック選手と自分は別の人間・・とは言えませんよね。同じ人間ですし・・)
がっ!しかし・・・
・レース鳩は【レース】という目的を持っている。
・レース鳩には歴史がある。
・レース鳩には血統書がある。
・レース鳩には主人がいる。
・レース鳩には、賢い鳩が多い。
従って・・・・・
上記等の点でレース鳩は・・ドバトと【質】が異なっている。
で・・どうでしょう?
(オリンピック選手と自分は、その競技において質が違う!って感じでしょうか?)