1月19日・・連盟の知人から電話があったそうで・・
内容は、自分の鳩が、Hat-pop家の近くで一般の方に保護された。というものだったとか。
近くなので、その方の替わりに引き取りに行ったそうですが・・衰弱がひどく・・所謂「がれた」状態。
胸の筋肉も・・ほとんどなく、骨と皮の状態だったそうです。(目もおかしくなっている・・)
「こりゃ!イカン!!」と立ち上がったPopさん!!
だめもとで治療する事にしました。
まずは、ストマイを打ち・・・栄養剤(鳩用のポカリスエットの様な物)と薬(ビタミン入り)を・・ソノウに直投入します。
液を10ml入れたら・・多すぎたのか、吐いてしまったそうで・・少しずつ、少しずつ・・様子を見ながら再注入・・。
そして、新聞紙を入れたカゴに入れてあげて・・しばし待機。
すると、緑色の糞が出てきたので・・・「おっ!これはいけるか?助かるか?」と期待(消化できている・・という事だから)して待っていると・・夕方になりました。
夕方になった所で様子をみると・・温かいはずの鳩の体は冷たく・・目もつぶったままだったそうです。
「ヤバイ!ヤバイ!こりゃあかん!」と慌てたPopさんは・・・「やはり!保温が大事!」と判断し、Hat-pop家へ鳩を連れて帰りました。(鳩舎で治療をしていたので)
そして、ストーブの前へ置き・・引き続き、栄養剤10mlを2回に分けて与えたそうです。
すると・・2〜3時間後・・・だんだん目に生気が〜!!!
おおおおお
試しにエサを置いてみると・・
自分で食べたそうです。
という事で、エサと栄養剤を容器に入れてみると・・食べます。
良かった
その後、体重を量ってみると・・
ぬわっ・・300g前後でも・・ガレていると言われるそうですが、263gしかない・・。
「これは・・元に戻るのに時間がかかるなぁ〜・・。」とPopさん。
舎外で猛禽類に追われ、伊賀まで飛んできて・・力尽きて落ちてしまった所を・・一般の人に保護されたそうですが・・せっかく拾った命、無駄にしては可哀想ですね。
最近の情報では、糞の色も茶色に変わり、体重も280g台に増えたそうです。
勿論、全ての鳩を救えるわけでもなく、逆に、「鳩を救おう、鳩が可哀想だワ」という気持ちで参加できる程・・甘くは無いピジョンスポーツですが・・
この運の良い1羽の快復を・・純粋に願う事ができる気持ちぐらいは・・大事にしないといけませんよね・・。
生き物の命を・・自分の趣味と関連付けているだけでも・・傲慢なんだしね・・・。
そういう所をおざなりにすると・・いつかバチがあたりそうなので・・「両親よ、しっかり介抱したりぃ〜やぁ〜。」と思う娘でありました。