卵巣嚢胞を手術すべく、08年5月26日~31日までJK医大入院。
26日当日、AM9:00、入院手続きを行います。(誓約書とか渡します)
病棟の受付前にて少し待った後、事務員さんに案内されて、病室へ。
(生命保険会社等に出す書類の作成依頼はこの時に行います。)
6人部屋で窓際、新しくてキレイな病室でした。
荷物を片付けていると、入院時診療計画表なるものを看護婦さんが持ってきてくれます。
それを見てビックリ!「うおっ、月曜日から日曜日までスケジューリングされてる!」
今回の手術は、火曜日に行って、金曜日に退院と聞いていたので・・やや・・アレッ?
とりあえず、26日の予定を見てみると・・・
■術前オリエンテーション
■剃毛
■採血
■下剤
■麻酔医からの説明
■服薬指導
■主治医からの説明
辺りが行われるんだなぁ~という事が分かりました。
術前オリエンテーションは、お昼前に看護婦さんが病棟の設備や、
入院から退院までの流れをざくっと説明してくれました。
→病歴や、アレルギーの有無について詳しく聞かれます。
その後、若い女医さんが採血を行い、
続いて若い薬剤師が服薬指導をしにきました。
「痛み止めに、ロキソニンと、胃があれるのを防ぐセルベックスカプセルを出します」
「点滴の抗生剤が終わったら、フロモックスという錠剤を出します」
という内容です。
とりあえず、「はい」としか言えません。
麻酔医さんも、なんだか?オドオドしながら様子を見に来て・・・
病歴や、アレルギーを聞いて去って行きました。(皆、一様に聞く事は同じ)
そして、お昼・・・は・・こんな感じ。
メニューは、炒飯200g、カニシュウマイ3個、野菜スープ、果物、ヨーグルトドリンク、醤油、辛子
です。
ご飯が多すぎたので、半分残し・・ベッドに座ってボーッとしていると・・・
麺棒とバリカンを持った新米看護婦さんがやってきて、オヘソを掃除(オヘソの部分も切るの
で)。
さらに、ジョリッと剃毛(下腹部左右を切るので)した後
「今日は必ずシャワーを浴びて下さいね」と一言残し、去って行きました。
その後、他の看護婦さんにより、プルゼニド錠 12mg/Tと、マグコロールPという下剤を渡されま
す。
プルの方は小さな錠剤なのですが、マグが手ごわかった・・。
イメージとしては、ポカリスエットの細粒一袋といった感じです。
水に溶いて一気に飲むのですが・・・オエップ。
でも、まぁ、バリュームよりはマシかな・・。
飲んだ後は、売店に買い物に行ったり、待合スペースで雑誌を読んだりして過ごしました。
26日の夕方頃、主治医の先生から手術の説明がありました。
用意されていたものは、手術説明同意書と輸血の同意書でした。
先生が手術説明同意書に図を書き、どういう術式で、どこをどう切るか、
切った後どう処置するか、
手術のリスクはこうで、それでも手術を勧める理由はコレコレだ・・等々説明してくれました。
こんな感じですかね↓・・・
■下腹部右左とお臍の3箇所を切って、内視鏡にて手術を行う
■右の卵巣が4センチになっているので、良い部分を残して切除する
■卵巣と他組織との癒着があれば剥がし、内膜細胞の癒着はレーザーで焼く
■内膜症の難点は他の場所にも子宮内膜細胞が癒着している可能性がある事
■癒着は、子宮の裏や、卵管、卵巣と子宮、子宮と大腸などにある場合が多い
■癒着度合いによって手術の難易度が変る(場合によっては開腹となる)
(癒着の剥離時に腸に穴があく場合等の事を言う)
■結局、お腹を開けてみないと分からない
■手術で取らないと治らない(内膜症に完治はありませんが、取れば卵巣嚢胞は一旦無くなりま
す)
■放置すると不妊の原因となる
一通り済んだ後、「何か心配事は無いですか?」と聞かれたので、
「何を心配して良いのか?も分かりません」と言うと、
笑いながら、「私は1週間に1回は、この手術を行っていますから、任せて下さい」
とおっしゃってくれました。
心強い。
さて、説明後は(シャワーを済ませて)夕食だったのですが、この頃から・・下剤地獄へ突入。
夕食は、ご飯180g、焼き魚、焼豆腐の煮物、キャベツのお浸し、果物でしたが・・
食べると・・お腹がギューーーーッとなり・・・ピーピー。
結局、殆ど食べるのは・・無理。
もん凄い・・下剤が効いて・・効いて・・大変でした。
思い出すだけでも・・ウンザリします。
結局、寝ていても・・お腹がギューギューしてしまい、最悪・・最低・・。
手術の前は、眠れない人もいる様で、睡眠薬をくれるみたいなのですが・・・
「もらっておけばよかったなぁ~」と後悔しつつ・・・
「でも、寝ている間にチビッたら・・最悪だしなぁ~」と・・色々考えつつも・・
結局眠りについたのでした・・・。