うるしの里会館へ行きました。
バスを使う場合は、JR鯖江駅からコミュニティバス河田線で20分、
うるしの里会館(前)下車だそうです。
ほぼ・・開館時間の午前9時ちょい過ぎに到着したためか??
いつもそうなのか?
ガラスキ・・。
でも、建物はなかなか立派で、この様な看板にて、この辺りの伝統工芸を綺麗に紹介しています。
申し込みをすれば、沈金、絵付け、拭き漆等の体験もできる様でした。
閲覧も、駐車場も無料なので!お勧めです。
建物の中には、特設展示、常設展示、ミュージアムショップ等々があります。
夫はどうも・・福井から全国各地へ出向き、漆を集めてまわったという
「うるし掻き」職人に興味津々。
(越前って・・漆を塗るというよりは、原材料提供力があったみたいです。)
ところで、このうるし掻き職人達は、漆を掻き集める為に、武生の刃物を愛用した様で・・
それが、今日の武生の刃物の発展につながったとか・・。
そもそも、こういった伝統工芸が発達するのは・・水が綺麗である!という事に起因しますが
それぞれの伝統工芸も・・密接に関わりあっているんですねぇ~。
ほぉぉぅ、勉強になる。
が、しかし・・私の興味は!もち!ショップです。
本物が安く購入できるこの会館!!「何か掘り出し物がないかしら~!」と思いつつ見学。
で、最終的に、うるしの里会館で購入したのは・・このお箸セット。
その他、付近にある・・与十郎という工房で、このコーヒーカップセットを2客、
そして、海遊館を真似したの?と思わんばかりのネーミング・・漆遊館にてこのお椀を購入しま
した。
いやぁ~・・しかし、ほんと、この漆器購入ミッションは勉強になりました。
なぜならば、うるしの里会館と、漆遊館にある商品には、原材料や塗料、産地まで細かく記してあったからです。
以下、学んだ事をまとめますとぉ~・・・
①大体、3000円~5000円未満の商品は以下のいずれかに該当
・漆塗りじゃなくてウレタン塗り
・木製じゃなくて、木合(木と粉と合成樹脂を混ぜて成型)か樹脂(プラスチック)で作ってある
・輸入品、または輸入した後、日本で再加工した再加工品
②漆塗りで、木製で、日本産は・・うるしの里会館や、漆遊館であっても・・5000円以上する
③お箸系や、木のスプーン系は殆ど・・輸入品か、再加工品でした。
おみやげ物屋で売っているのは・・殆ど①か③なんですねぇ・・・。
漆器を持ち比べてみると違いが分かります。
という事で、私は、一応・・3拍子揃っている物を買い求めたわけであります。
(3拍子=漆塗り、木製、日本産)
ただ・・与十郎という工房では、詳細説明がありませんでした。
なので、与十郎オリジナルと書いてある物を買いました。
一応、作っている工房が丸見えだったので、オリジナルが安心かなぁ~と・・。
色んな天然木を使っている様でしたし、おそらく3拍子物かと・・。
所で、私が購入した物達のお値段は、1客・・大体、5000円~8000円程度でした。(#^.^#)
一応、オリジナル物とか、型落ち物を選んだので・・このお値段だったのですが・・
新デザイン等はもう少し高かったです。(あと、木の材質でも違うみたいで)
ちなみに・・うるしの里会館や、漆遊館等にある商品は、「売る」のが目的っぽくなくて・・・
な~んとなく、皆、洒落っ気のない感じでした。
(そう見えただけかな?)
でも、これらが・・東京のデパートなんかに来ると・・値も上がって、洒落たディスプレイを施されて・・見違えるんでしょうねぇ~。
ぬ~ん・・。
つづく・・・